【注文住宅】ローコスト住宅のデメリット⁉︎低気密な家のコスパが悪すぎる理由

家の気密イメージ

せっかく家を建てるなら、いつまでも住みつづけたいものですが、残念ながら日本の家は平均すると30年ほどで建てかえられています‥。

ぺんころ
ぺんころ

え‥家のローンって35年とかで組んでる人、けっこういますよね( ´ Д `;)

人生100年時代と言われている中、これからの家は30年どころか、40年、50年ともってくれないと困ってしまいます💧

もしくは、次の世代まで住みつぐことができる家を建てて、子どもや孫に「負債」ではなく「資産」を残してあげたいですよね🏠

そのカギとなるものこそが

気密性能

なのです。

長く住まう家を建てるなら、気密性能は1番最初に考えなければならないほど重要です。

建築コストをおさえたいがために、気密性能をないがしろにした家を建てることは、底に穴のあいた船を買うようなものです( ´ Д `;)
気が付いたときには、とり返しのつかないことになっているかも‥💧

この記事を読むと

  • 長持ちする家についてわかるので、本当の意味でコスパのよい家を建てることができる
  • 家のどこにコストをかければ良いかがわかるので、住宅会社えらびで失敗がなくなる
  • 家のランニングコストをおさえるながら、いつまでも住みつづけられる家を持つことができる

というメリットがあります🏠

コスパのよい家を建てて、家のことでお金に困らないようにしたいと考えている方に見てほしい記事です( ´ー` )

気密性能とは

気密性能とは、家のすき間がどれだけ少ないかをあらわすものです。

気密性能を高めることで、すき間風が少なくなるのであたたかい(すずしい)お部屋になったり、換気がしっかりできるようになりお部屋の空気がきれいになったりと、快適に過ごすことができます✨

しかし、気密性能のなによりもだいじな役割が

柱やカベを健康にたもつことができる

ということです🏠

どんなに強い家を建てても、柱やカベがくさったりカビたりすると、かんたんにこわれてしまいます‥。

柱やカベの寿命≒家の寿命

なので、いかに柱・カベを守っていくかがとても大事なのです❗️

だれも語らない「何年住めるのか」

つぎのグラフは、国交省のデータからぬき出した家の平均寿命です🏠

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日本の家は、平均すると30年ほどで建てかえられています。

世界的に見ても、これだけ短いサイクルで家が建てかえられているのは先進国では日本くらいです( ´ Д `;)

その背景には、新しいもの好きな日本人の気質、家に対する考え方のちがいなどがあり、中にはまだまだ住める家が建てかえられているケースもあるでしょう🏠

ただ、建ててから30年以上たつ家は柱・カベがボロボロになっていることも多いです💧

兄ペン
兄ペン

そうなると、リフォームするのにもかなりのお金がかかるよね‥。

スクラップ&ビルドをくり返してきた日本では、古い家をリフォームして住むという考え方がそもそも根付いていないように思います。

多くの人が、長い期間ローンを組んで家を建てるにもかかわらず、ローンをはらい終えるころには家の建てかえを考える(もしくは手ばなす)という状態です💧

パパぺん
パパぺん

どれくらい住める家なのか(耐用年数)住宅会社はちゃんと教えてほしいよね💧そもそも、そこまで考えてないのかも‥⁉︎

ちびぺん
ちびぺん

長持ちしない家を建てる➡︎世代ごとに新築を建てざるを得ない➡︎家にお金をかけられない➡︎長持ちしない家を建てる

の無限ループだぁ〜(°  Д  。;)

家は解体するのにも数百万のお金がかかるのです💧

気密性能が低いと断熱性能も下がってしまうため、高い光熱費ものしかかってくることになります💦
毎月住宅ローンと光熱費をしはらうために働いているような方も多いのでは(T_T)

本当にあった怖い営業トーク‥

「どうせ大きな地震がきたら、みんなある程度壊れるのだから、地震へのつよさや長持ちする家なんて、考えすぎても仕方ないですよ!」

という営業トークを実際に聞いたことがあります‥( ´ Д `;)
もちろん、もっとも地震につよい“耐震等級3”の家であれば、熊本地震などの大震災でもこわれて住めなくなった家はありません❗️
(無被害:87.5%、軽微・小破12.5%)

家のつよさがあり、柱やカベが健全に保たれていれば家はこわれないのです。

営業さんに知識がなかったのか、良心がなかったのか‥💧

どちらにしてもそんなトークがまかり通っている時点で、本家の“ほん怖”よりもゾッとする話です( ´ Д `;)

それでも、「当社の家は地震がきても大丈夫です!」と根拠なく言いはなつ営業さんよりはまだマシか⁉︎💧

住まい手の未来なんて関係ない!売れることが正義❗️( ´ Д `;)

住宅業界のヤミは深い‥

「耐用年数」のみじかい家はコスパが悪い

家電などを買う時に、「何年くらい使えるかな?」「安いものを買ってもすぐにこわれて買いかえたら、トータルで高くなるなぁ💧」などと考えたことはありませんか?📺

わたしたちは普段、買ったものが何年使えるのか、という「耐用年数」を少なからず考えながら商品を選んでいるものです。

しかし、家づくりとなるとどうでしょうか?🏠

家のコスパを単純計算で比べると?

だいたいの場合、「いくらで建てられるか」という“店頭価格”ばかりに目がいってしまいます💰

耐用年数までしっかりと理解した上で家を建てるひとは少ないです。

たとえば、「2,000万円の家」と「3,000万円の家」があり、耐用年数が2倍ちがう場合、家のコスパはどうなるでしょうか🏘

※ 必ずしも【価格が安い家=お得】ではない、ということをわかってもらうための例示です。1,000万円の価格差で耐用年数が2倍のびるという意味ではありません。

家の値段と住める年数から、単純計算(値段÷使える年数)で家賃になおしてみると

▷「2000万円で30年住める家」を1度建てかえて60年住んだ場合
毎月の支払いは約5万5,000円
▷「3000万円で60年住める家」に60年住んだ場合
毎月の支払いは約4万1,000円

と、毎月1万4,000円ほど「2000万円の家」の方がわり高になります( ´ Д `;)

※ 実際には、どちらの家も途中でリフォームが必要にはなりますし、建てかえや、住みかえなどさまざまな可能性があるので、こんなにシンプルには比べられませんが🏠

ちびぺん
ちびぺん

それでも「30年住める家」は解体・建てかえ費用とかかかるだろうし、ちゃんと計算していくほどコスパのわるさがわかるな…。

お金をかけさえすれば良い家になるのか?

ただ、決して「高い家が良い家である」と言っているのではありません。

高くても安くても、必要な性能がしっかり備わっているなら良い家である

と言っているのです🏠

必要な性能とは、

家のつよさ(耐震性)・あたたかさ(断熱性と、それらを守ってくれる気密性能

です❗️

もちろん、価格が安くて、かつ性能もすぐれている家が1番良いということは言うまでもありません🐧

その逆もしかりで、必要な性能以外のところばかりにコストをかけると、値段ばかり高くてすぐ建てかえが必要になる家になります( ´ー` )💧

ぺんコロ
ぺんコロ

でも、かっこいいキッチンや内装にコストをかけたい(T_T)

デザイン性や便利さなどにコストをかけること自体を否定しているわけではありません❗️

むしろ自分の好みに合わせた理想の家をつくっていくことこそ、家づくりのメインディッシュです🏠✨

ただ、家の1番の目的(命と財産を守って住みつづける)から考えると、どうしても優先順序が下がってしまうということです(。_。)

食べものをぜんぜん冷やせないのに、見た目だけはおしゃれな“デザイナーズ冷蔵庫”が売っていたとしたら、「かっこつける前に、まずは食べもの冷やさんかい(°  Д  。;)」って思わずツッコミますよね笑

性能は気にせず、とにかくオシャレな家を❗️という家づくりをする人も多いですが、本質は“デザイナーズ冷蔵庫”を買おうとしているのと同じです💧

パパぺん
パパぺん

オシャレな家は誰だってつくりたい❗️でも家の性能をぎせいにしないことをまずは心がけないといけないんだなぁ。

家電はその気になれば買いかえられますが、家は一生せおっていくはめになります‥‥( ´ Д `;)

まとめ

家を建てるうえで、まずはじめに考えなければならないことは

家のつよさとあたたかさがいつまでもつづく家を建てる

ということです❗️

なぜならコスト面で見ても大きくメリットがありますし、なにより住まい手の安全、財産、健康をいつまでも守ることができるからです❗️

そして良い家を建てるためには、気密性能は欠かせません🐧

気密性能に力を入れている住宅会社は、よい家づくりをしている可能性が高いので、いま住宅会社えらびをしている人にとっては有力候補のひとつになると思います🏡

兄ペン
兄ペン

気密性能が会社えらびのフィルターになるのか(°  Д  。;)

気密性能を含めて、性能がしっかりした家を建てることできれば家づくりの最適解にたどり着いたと言えます✨

逆に気密性能が低く「耐用年数の短い家」を建ててしまうと、いつか必ず「負債」となってしまいます💧

家づくりでは目先のお見積もり金額に惑わされることなく、本当の意味で安くすむコスパの良い家を建てましょう✨

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